Asparges fest アスパラガス・フェスト

投稿日: カテゴリー: デンマーク日々雑感農業

毎年恒例、野菜名人Søren Brandt Wiuffさんのところのアスパラガス・フェストに参加しました。

まずは採れたてアスパラガスとアスパラガスビールのテイスティングをした後、畑をずんずん歩いて、アスパラガス作りや野菜作り、人間と食、環境などとの関わりについてソエンさんの話を聞く。60人近い参加者からは、たくさんの質問が出る。そして、いよいよ実際にアスパラガスの収穫体験。少しだけ頭を覗かせているアスパラガスを見つけて、高く盛った土(というより砂)の中に、先が鋭くなっている専用の長〜い道具を差し込んで収穫する。
アスパラガスは一束の根から20本くらいが収穫できるそうで、シーズンになると毎日出てきているのだけれど、ある日突然、広い畑の中で一本も出てこない日が来て、それで収穫終了なんだとか。なぜ、毎シーズン、ある日からぱったり収穫できなくなる日が来るのかについて、ソエンさんは「科学的に実証されているわけではないけれど、アスパラガスには、お互いに何らかの形でコミュニケーションを取れる手段を持っているのではないかと感じる」とのこと。

確かに、あり得る話かもしれないし、もしそうだったらおもしろい…..!

また、いわゆる「農業研究者」の定説として、「アスパラガスの後の畑には、最低20年はニンジンなどの根菜を栽培するべきではない。味が著しく落ちる」という定説があるそうだが、ソエンさんは、アスパラガスを収穫した後の畑にアスパラガス・ポテト(細長いタイプのジャガイモ)を栽培してみたところ、驚くほどおいしいジャガイモができたそうで、彼曰く「世間でまことしやかに言われている学術的な定説も、時には実際に確かめてみる必要があるなと思う。」

世の中には、意外にそういうことも多いのかもしれない。

で、最後にアスパラガスが主役の前菜(タラのセビーチェ&アスパラガス コリアンダー風味)と主菜(アスパラガスとチキンのクリームシチュー)、デザート(ルバーブとイチゴのおかゆ バニラクリーム添え)を堪能しました。ニュー・ノルディック・キュイジーヌに偏らず、家庭的な料理でホッとする味わい。

それにしても、デンマークの初夏は何と美しく、おいしいことか...!

自然の恵み、そして日々命と向き合い、私たちの命を育んでくれる、食料生産者の皆さんのハードワークに感謝。


今年はいろいろあって家庭菜園はお休みですが、来年はまたきっと野菜を育てようと思います。

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